シノブフジモト代表の藤本です。今回は「フリーランスに動画制作を依頼した時のジャンル別の相場」について解説していきます。

この記事を読んでいる企業のご担当者の方はこんな疑問を抱いたことはありませんか?

「映像制作の相場が分からない」

「見積もりを取得する前になんとなくの幅感が知りたい」

そんな方に向けて、ジャンル別に動画制作の相場をまとめました。見積もりを取得する際や上長、社内稟議に使用する際にお役立てください。

また、この記事を読んでいただくうえで留意いただきたいことがあります。

それは「動画制作の相場」に絶対はない、という点です。こちらについては別途記事化する予定ですので、興味を持っていただけた方は当チームのXをフォローいただけますと幸いです。新しい記事を投稿したタイミングでポストいたします。

動画制作をフリーランスに依頼する場合の相場【低~中価格帯】

目次
  • セミナー・イベント動画の相場
  • YouTube向け動画の相場

セミナー・イベント動画の相場

セミナー・イベント動画の相場は、依頼する先や内容によって異なります。結論として、フリーランスに依頼する場合の相場は3万円から20万円程度です。一方、制作会社に依頼すると、10万円から50万円程度の費用がかかることが一般的です。

具体例として、社内セミナーの記録動画を考えてみましょう。セミナーの内容を記録し、後日参加できなかった社員に共有するための動画です。フリーランスに依頼することで、カメラマンと編集者のスキルを活かし、3万円から10万円程度で制作することが可能です。例えば、講師の講演を撮影し、重要なポイントにテロップを挿入することで、視聴者にとって分かりやすい動画が完成します。

もうすこし具体的に見て行きましょう。3~5万円でできるセミナー・イベント動画の内容としては、以下が挙げられます。

  • 素材尺30分、完成尺15分程度
  • 撮影なし
  • コメントフォロー(演者の発言内容の文字起こし)なし
  • タイトルテロップあり
  • 納期2週間

また、20万円でできる内容としては以下が挙げられます。

  • 素材尺60分、完成尺30分程度
  • 撮影あり(半日、2人体制で2カメ撮影)
  • コメントフォロー(演者の発言内容の文字起こし)一部あり
  • タイトルテロップあり
  • 納期3週間

素材尺や完成尺、テロップの有無や撮影を依頼するかどうかで価格感が大きく変わってきます。見積もりを依頼する際は予算や社内リソースに応じて相談することをお勧めします。

また、当チームでもセミナー・ウェビナー動画の制作を3万円から承っております。お打ち合わせの際は限定的に公開可能な実績の共有や、ご予算やご希望に応じてお見積りが可能です。

YouTube向け動画の相場

YouTube向け動画の相場は、依頼内容や依頼先によって大きく異なります。結論として、フリーランスに依頼する場合の相場は3,000円から10万円程度です。一方、制作会社に依頼すると、最低3万円から50万円程度の費用がかかることもあります。

現状、素材尺10分~15分、完成尺10分で3~5万、というのがフリーランスに依頼した場合の幅感となります。

素材尺、完成尺が長くなればなるほど、工数も増えるのでその分費用も掛かります。また、TV番組のように番組ロゴやサイドスーパー、トリキリ(VTR映像にあるような装飾枠)やアニメーションを付ける場合、上記にさらに金額が加算されるため、5~10万円の価格感となってきます。自社のブランディングやYouTubeへの取り組みの温度感、予算に応じてフリーランスに相談すると良いでしょう。また、フリーランスによってはデザインや撮影が出来ないなど一部工程しか担当できない場合もあります。その場合は別途別なフリーランスをアサインするか、社内リソースが厳しい場合は制作会社に依頼する方が無難ですが費用が嵩む傾向にあります。

ところで、YouTube動画は完成尺と素材尺で見た時に他の映像制作案件よりも低い傾向があります。これは映像制作系の案件が映像の純粋なクオリティを高めるために数フレーム、さらには1フレーム単位でアニメーションやカットを吟味する必要が多いのに対して、YouTube動画の場合は映像のクオリティよりも、視聴者に飽きさせないような間の詰め方やストレスを与えない構図が求められているからです。(予算をかけてハイクオリティな動画を作成し、登録者数を伸ばしているYouTubeチャンネルもあります)映像の目的や仕上げ方が異なり、工数も変わってくるため映像制作案件と相場観が異なってくる、という訳です。

ではフリーランスにYouTube向け動画を依頼するメリットについて説明します。フリーランスに依頼する場合のメリットは大きく2つあります。

まず、契約期間の縛りがない場合が多い、という点です。

なぜフリーランスは契約期間の縛りをせずに済むのか。それは制作会社や運用代行会社に依頼をする場合、商談の場までにイニシャルコストがかかっているからです。営業担当、ディレクター、プロデューサーの工数はもちろん、広告宣伝費や場合によっては営業代行サービスを使用して1件当たりの商談に数万円~10万円程度かかる場合もあります。

これらのことから、イニシャルコストを回収しなければ赤字になってしまうため契約期間に最低3ヶ月~半年の縛りを入れるケースが多いのです。

また、YouTube動画は運用を開始してから最低半年は経過しないと結果が見えてこない、ということも関係していると想定されます。

1か月目の結果が悪かったとしても、改善を続けていくことで徐々に成長していくケースもあるからです。

フリーランスの場合であれば、広告宣伝費や高額な営業代行サービスを使用しているケースが多くないため、縛りを入れているケースは比較的多くありません。

当チームでも、1か月単位からYouTube動画の制作を承っております。また、現在5社以上の法人クライアント様から継続して製作を受託しております。さきほど半年経過しないと~という点について触れましたが、動画の品質、コミュニケーション、提案といった部分でご満足いただけているからこそ、契約期間の縛りなく継続してご依頼いただけているのだと思います。

こちらの記事を見て映像制作やYouTube動画について、ご興味を持っていただけましたらぜひ問合せフォームよりお問い合わせください。

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ジャンル別にみる動画制作をフリーランスに依頼する場合の相場【中~高価格帯】

目次
  • インタビュー動画の相場
  • 企業紹介動画の相場
  • 商品・サービス紹介動画の相場

インタビュー動画の相場

インタビュー動画の相場は、依頼する先や内容によって異なります。結論として、フリーランスに依頼する場合は5万円から20万円程度が一般的です。一方、制作会社に依頼すると、10万円から50万円程度の費用がかかることが多いです。

具体例として、社内インタビュー動画を考えてみましょう。従業員の声を収録し、社内コミュニケーションを活性化するための動画です。フリーランスに依頼することで、低コスト、または同コストでありながらも制作会社よりも高品質な動画を制作することができます。例えば、カメラマンと編集者が1名ずつ参加し、1日で撮影を完了させる場合、5万円から15万円程度で依頼することが可能です。この場合は1~2カメでインサート(インタビュー映像の間に差し込む、働いている様子が分かる映像)が入らない場合も想定されます。

一方、制作会社にインタビュー動画を依頼する場合のメリットは、安定したクオリティと総合的なサポートが期待できる点です。制作会社は複数のスタッフがチームとしてプロジェクトに取り組むため、撮影や編集のクオリティが高く、一定の基準を保つことができます。また、企画から撮影、編集、納品まで一貫して対応してくれるため、全体の進行管理がスムーズです。

組織化して企画構成から絵コンテ、撮影、編集まで一貫して行っているフリーランスが居る場合もあり、その場合は映像制作会社と同程度のコストでより品質の高い動画を制作することも可能です。映像制作会社や広告代理店が大枠を担当し、編集だけ担当しているケースも多くあるため、作りたいイメージに近い制作実績のあるフリーランスを見つけられた場合、どこまで担当したのかをヒアリングすると良いでしょう。また、照明を何灯焚くのか、マイクは何を使うかなど、当日使用する機材によっても価格が変動するため、見積りを取得する際は内訳に記載してもらうように依頼することをお勧めします。

企業紹介動画の相場

企業紹介動画の相場も、依頼する先や内容によって異なります。一般的には、フリーランスに依頼する場合は10万円から50万円程度です。一方、制作会社に依頼すると、30万円から150万円程度の費用がかかることが多いです。これには、企画、撮影、編集、ナレーション、グラフィックデザインなどの基本的な作業が含まれます。

具体例として、新製品の紹介を目的とした企業紹介動画を考えてみましょう。新製品の特徴やメリットを強調し、ターゲット顧客に向けたメッセージを伝える動画です。フリーランスに依頼することで、カメラマン、編集者、グラフィックデザイナーのスキルを活かし、10万円から30万円程度で制作することが可能です。例えば、製品のデモンストレーションシーンを撮影し、分かりやすいナレーションと魅力的なグラフィックを追加することで、効果的な動画が完成します。ただし、フリーランスで企画構成、デザイン、撮影、編集を一貫して対応できるケースは多くないため、自社でディレクションする工数が発生する場合もあります。

一方、制作会社に企業紹介動画を依頼する場合のメリットは、安定したクオリティと包括的なサービスが期待できる点です。制作会社は複数の専門スタッフがプロジェクトに参加するため、撮影や編集のクオリティが高く、一貫した品質を保つことができます。また、企画段階から詳細に打ち合わせを行い、企業のブランドイメージに合った動画を制作することができます。

例えば、大企業がグローバルな市場に向けて企業紹介動画を制作する場合、制作会社に依頼することで、プロフェッショナルな仕上がりが期待できます。複数のロケ地での撮影や、特別な映像効果を使用した編集、ナレーションの品質管理など、詳細にわたるサポートが提供されます。このような場合、費用は30万円から150万円程度かかりますが、その分高品質な動画が得られます。

企業紹介動画の相場は依頼先や内容によって大きく異なりますが、予算や目的に応じて適切な依頼先を選ぶことが重要です。どちらに依頼するにしても、事前にしっかりと相談し、見積もりを取ることをおすすめします。これにより、企業の魅力を効果的に伝える動画制作が実現できるでしょう。

商品・サービス紹介動画の相場

商品・サービス紹介動画の相場は、実写かアニメーションか、完成尺によって大きく左右されます。結論として、30秒程度でアニメーション動画という前提を与える場合、フリーランスに依頼する場合の相場は5万円から50万円程度です。一方、制作会社に依頼すると、20万円から150万円程度の費用がかかることも少なくありません。なぜここまで最低価格と上限付近で開きがあるかというと、完成尺や対応範囲、イラストの作成をオリジナルで対応するか等によって作業する工数が大幅に変わってくるからです。

具体例として、新商品のプロモーション動画を依頼するとして以下の前提条件を設定します。

  • 完成尺1分
  • アニメーション動画
  • 企画構成、絵コンテ、編集込
  • イラストはロイヤリティフリーで既存のものを使用
  • ナレーションあり
  • 納期2か月

この場合、おおよそですがフリーランスに頼む場合の見積もりは総額で55万円で内訳の概要は以下になります。

  • 企画構成費:5万円
  • 絵コンテ製作費:3万
  • 編集作業費:44万円(6.5日フル稼働想定)
  • ナレーション外注費:3万円
  • 納期2か月

従業員の固定費や広告宣伝費、機材の償却費が加味されるケースが多いので、制作会社に頼む場合は大体1.5~2倍の費用がかかります。

また、上記に加えて、短納期で仕上げたい場合やイラストをオリジナルで制作したい場合はその分工賃がかかるケースがほとんどです。費用をなるべく抑えたい場合はフリーランスに納期の見積もりを依頼した際に無理な前倒しの依頼は避けた方が良いでしょう。

動画制作をフリーランスに依頼した時のジャンル別の相場についてまとめ

本記事の内容についてまとめます。

  • 動画制作の相場は依頼内容や依頼先によって大きく異なるため、見積りの取得を推奨
  • セミナー・イベント動画の相場は3万円から20万円程度
  • YouTube向け動画の相場は3,000円から10万円程度
  • インタビュー動画の相場は5万円から20万円程度
  • 企業紹介動画の相場は10万円から50万円程度
  • 商品・サービス紹介動画の相場は5万円から50万円程度
  • セミナー動画の撮影有無やテロップの有無で価格が変わる
  • フリーランスはコストを抑えつつ柔軟な対応が可能である
  • 制作会社はクオリティが高く安定したサービスを提供する
  • フリーランスには契約期間の縛りがない場合が多い
  • フリーランスは直接のコミュニケーションが取りやすい
  • 素材尺や完成尺によって相場が変わる
  • フリーランスに依頼する場合は予算内で高品質な動画が得られる
  • 見積もりを依頼する際は詳細に相談し確認することが重要である

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